カール・シューリヒトはブルーノ・ワルターやフルトヴェングラーと同時代を生きた最後の偉大な指揮者であった。
彼は1880年7月3日、ダンツィヒに生まれた。ベルリンではマックス・レーガーに師事し、1922年からスイスに移り住む1944年までの間、
ヴィースバーデン市の音楽総監督の座にあった。
彼は海外公演を数多く行い、特にパリ音楽院管弦楽団とのベートーヴェン交響曲全集など多数の録音を残した。
彼の演奏法は、生き生きとした情熱のほとばしるものだった。-J.L.
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