ホテルの人々

東寶書店(昭和18年8月20日発行 定価1圓80錢)

 小説ですが、末尾に(上巻終)と書かれています。あとがきにも、
「この物語の中の人々に再び南方で、會ふ機會に惠まれる事となつたので、いづれそれを下巻として書きたいと思つてゐる。ともあれこの一篇が完了してゐない事を深く讀者にお詫びする。」
とある。

装釘 高松甚二郎
本扉 中谷宇吉郎


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