若杉鳥子との交友


 茨城県古河市在住の林幸雄さんにご教示頂きましたが、 歌人若杉鳥子氏は、仙子とは女子文壇からの付き合いで、仙子が病に倒れたときや亡くなった時に、 和歌を何首か発表しているそうです。 仙子没後の「羅漢寺の夕」にも出席していました。
 林さんに次の和歌を教えていただきましたので掲載致します。

 無言こそ君に手向くる花なれど忍びつつわれは黙しがたなし
 おのづから啓くる道を静もりて共に待たむと君はいひしも
       贈亡友水野仙子氏へ      若杉鳥子

 林さんは昨年、若杉鳥子の短編集『渡良瀬の風』を武蔵野書房から出版されたそうです。
また、古河文学館にある若杉鳥子のページも教えていただきました。

NEWS

平成十一年十二月、林幸雄さん編集の若杉鳥子詩歌集「一水塵」が武蔵野書房から刊行されました(1700円)。ご興味のある方は、書店にご注文下さい。

平成十二年十一月、林さんが若杉鳥子のホームページを開設されました。


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